2004年04月08日

尻尾を巻く

ハナコが中形犬で良かった。大型犬では私は対処出来なかっただろうと思う…。

今日も一般公開中で人が多かったが、夕方だったのでそれ程多い訳でもなかった。ちょっと遅く出かけたので、空は夕焼けが始まっている。今日は小回りで済ませる事にした。

紅葉の木の前に、桃色の花を咲かせた桃の木がある。空の水色、紅葉の黄緑、桃の桃色、春の三色が見事なハーモニーを魅せている。桜の木はどんどん葉っぱを広げ、ますます春を本格化させて行くような勢いだ。しかしまだ咲き始めの木や満開になりかけの木も結構ある。

ハナコの爪は巻爪で、定期的に爪を切らないと一周してしまう。最近かなり伸びているので、そろそろ爪を切らないといけない。しかしどうも爪を切ろうとすると嫌がって暴れるので、とても一人では切れない。それでうちでは動物病院で切ってもらう事にしている。しかしこれからは自分も仕事が始まるので、病院に連れて行く日時が限られてしまう。スケジュール管理は得意ではないが、しっかり計画して行かないといけないようだ。

芝生に黒い大型犬が何匹か連れた人がいて、フリスビー競技の練習をしていた。その知り合いの人々や犬達も周りにいた。それらの犬があまりにワンワン吠えるので、ハナコはすっかり怖がってしまったようだった。犬の集団と子供には滅法弱い。

あんまり怖いので、一刻も早くこの場から逃げようとしている。文字どおり尻尾を巻いて、あらぬ方向に走り出そうとする。野生のシチュエーションなら賢明な選択だろうが、散歩をしている側からすれば非常に歩きにくい。だから怖がった場合は無理矢理引っ張ったりしながら何とか散歩コースを歩く事になる。

自分も怖いものや嫌なものを色々克服したりしなかったりだが、鎖で繋がれた犬をハナコが怖がるように、私も根拠のない事で嫌がったり怖がったりしているものが、まだまだあるのだろうと思う。ただそういう事も、完全に悪い事なのではなく、そういう感覚があるからこそ役に立つ何かもあるのかな、とも思う。

Posted by ガスパーチョ at 2004年04月08日 23:15 | トラックバック
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