御苑の散歩者

蝉の鳴き声

うかうかしているうちに真夏になってしまった。

日記を書かないでいるうちに、季節は梅雨からすっかり真夏になってしまった。京都御苑では蝉の鳴き声が響き、若葉も青さを増し、白やピンクの百日紅の花も咲き、すっかり夏である。

蝉と言えば、最近ではすっかりニイニイゼミの姿を見る事がなくなった。鳴き声も聞こえない。アブラゼミとクマゼミばかり見かける。これらは都市のヒートアイランド現象と温暖化によって起こっているらしい。それで今度はクマゼミが増え、アブラゼミが減っているそうだ。

どこを向いても温暖化が隠れている。我々が思っているより事態は深刻なのかも知れない。