あちこちから虫の声が聴こえて、すっかり秋らしい夕べだ。
最近は蝉もツクツクボーシが時々鳴くぐらいになった。あれだけいた蝉がもうすっかり姿を見せなくなった。真夏のあの光景は幻だったのだろうか。
それに代わってよく聴こえるようになったのが、コオロギなどの秋の虫の鳴き声だ。ぼんやりと鳴き声の美しさに耳を傾けるのも良いのだが、今日はどれだけの虫が鳴いているのかをか想像してみた。
ありとあらゆる方向から虫の声が聴こえる。結構沢山いる。まるで虫達がいる事を自分に知らせようとしているかのようだ。自分の足下には目に見えなくとも数多くの虫達が、生命が生活している。
人間は毎日多くの虫を知らず知らずのうちに踏みつぶしているのかも知れない。もう少し虫達の声を聴き、足下に注意を向けようと思う。
Posted by ガスパーチョ at 2004年09月02日 18:14 | トラックバック