2004年12月27日

重たげな雲

夕暮れの空は雲が重そうに見える。

今日も夕暮れに散歩をした。冬らしい寒さではあるが、相変わらず雪は降らない。毎年どんどん雪が降らなくなり、年末に雪の降る確率が下がりつつある。いつもの散歩道を犬のハナコと一緒に歩く。モミジの葉っぱはすっかり落ちて、ほとんどが枝だけになった。

この時間帯の空の雲は、どことなく重たげに見える。高い空からぶら下がっているようにも見える。光の当たる角度と空や雲の色合いで、何となく重たく見える。雲だって空気よりは軽いが、重さはあるのだ。

空気でさえある程度の塊として動く。雲だってある種の塊だ。それにしても、雲の出来る所と出来ない所の境界線がはっきり見えるのも不思議だ。実際は温度差や水の性質によるのであろうが、まるで水蒸気の濃い空気が集められているようにも見える。

科学者から見れば当たり前の取るに足らない現象かも知れないが、実に不思議なものが空に漂っているものだと思う。

Posted by ガスパーチョ at 2004年12月27日 23:59 | トラックバック
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