2005年01月07日

神社巡り

今日は御苑内の神社を巡って来た。

家族が犬の散歩に行っていたのだが、買い物の帰りに御苑に立ち寄った。御苑の中には三つの神社があり、どれも南西部分に点在している。正月(明け)という事で、初詣の御挨拶に立ち寄ってみた。

まず宗像神社に立ち寄った。ここは皇居の守りの為に作られたらしい。京都御所の西側の道を南へ下っていくとこの神社に辿り着く。中には「観光神社」なるものがある。中の雰囲気は落ち着いていて、空気も穏やかな気がする。神社のこの雰囲気は好きだ。静かではあるが、結構お参りの人が絶えない気がする。

お祈りを済ませ、次に宗像神社の東にある厳島神社へと向かう。九条池の畔に立つこの神社からの眺めは最高だ。平清盛に縁のある神社で、鳥居の形が珍しいそうだ。入り口の橋を渡ると、その橋の近くでカモが水に潜っていた。餌を取っているらしい。ここでは色々な動物が見られる。今日はカモとガチョウとアオサギとハトとスズメとコイを見る事が出来た。

ある家族が九条池の散策にきていたが、その子供が「鳥って動物なの?」と親に聞いていた。思わず笑ってしまった。根本的な部分から説明しなくてはいけないようだ。しかし、いざ説明しようと思ったら、結構大変なのではないだろうか。「動物」の定義を述べるにも、一歩間違うと機械や車なども動物の範疇に入れてしまいかねない。この世界を言葉で説明しようと思うと、かなり大変なのではないだろうか。辞書や辞典を作る人は凄い。

最後に訪れたのは白雲神社だ。ここは周りに石の柵があり、門柱が明治の匂いを漂わす、「モダン」な佇まいだ。でも夕暮れになると、周りの木の関係ですぐに暗くなり、ちょっと不気味だ。 元は西園寺家の鎮守社で、琵琶の仕事をしていたので弁天様を祀っていたのが、この神社の由来だそうだ。「御所の弁天さん」と呼ばれているそうだが、弁天様と聞いて私はつい厳島神社を思い浮かべてしまう。白雲神社は周りが鬱蒼とした木々に被われているからだ。

今年も既に一週間が過ぎようとしている。良い年にしたいものだ。

Posted by ガスパーチョ at 2005年01月07日 23:59 | トラックバック
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