2005年03月16日

寒の戻りの梅の香り

ここ数日、寒い日が続いた。

急に雪が降ったりして一気に冬のような寒さになったが、その寒さも落ち着いて来たようだ。昨日よりは暖かい。

梅はほぼ満開と言って良い位開花している。赤やピンク、白い花があちこちで咲き乱れている。その付近から良い香りが漂って来て、私の鼻をくすぐるようだ。

それにしても、香りを嗅ぐだけで良い気分になるのは何故だろうか。虫が気分よくなるのは解る。花粉を運ぶ仕事があるからだ。しかし人間が花に吸い寄せられる意味はないはずだ。何故人間までもが良い匂いと感じて花を愛でるのだろうか?ラフレシアなど熱帯で見られる一部の花は臭い匂いを出すが、それはハエなどの腐敗した肉などを好む虫をターゲットにしているからだ。

そう言えば蜜の味も人間にとっては甘いものだ。よく考えたら花は虫限定で集めている訳ではない。鳥も猿も集めている。花粉を持っていってくれさえすれば、花にとっては誰でも良いのだ。どんな生き物にも好かれるものでなくては意味がない。そんな匂いと蜜を作り出した植物は凄い…。

Posted by ガスパーチョ at 2005年03月16日 23:48 | トラックバック
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