日本語ドメイン最・前・線

第二回：お正月スペシャル

これらのドメイン名は、実際に登録されたものですが、本文及びコメントはフィクションです。

　明けましておめでとうございます！　皆さん、今年のお正月は、いかがお過ごしでしょうか？　去年は色々ありましたが、今年こそ平和で景気の良い一年になるといいですね。

　商品名や広告などに、景気の良い感じや気持の良い感覚を受けるものを使うのは、集客の鉄則ですね。　人は快楽を好む生き物です。快楽ある所、自然に人が集まります。　今回は、それを実践しているドメインを御紹介致しましょう。
　まず次の例をご覧下さい。

http://www.おめでとう.COM
http://www.おめでとう.NET
http://www.おめでとう.ORG
http://www.おめでとう.JP
http://www.御目出度う.COM
http://www.オメデトウ.COM

　これらのドメイン名は実にストレートですが、懸賞サイトやプレゼントサイトには人気のあるドメインです。　日本語ドメインを効果的にするには、１：好感が持てる事、２：覚えやすい事、この二つが必要です。これらはこの二つを持ち合わせた実に魅力的なドメインである事がわかります。

　好感が持てる言葉、その中でも一番なのは、相手が喜ぶものです。　「おめでとう」という言葉は相手を祝福し、誉め称えるものです。　同様に、お目出度い言葉は人の心を喜ばせる力があります。　次に挙げる例では、とてもお目出度い言葉を使っています。

http://www.新年.COM
http://www.あけましておめでとう.JP
http://www.謹賀新年.NET
http://www.賀正.JP
http://www.賀春.ORG
http://www.迎春.COM
http://www.おせち.NET
http://www.雑煮.JP
http://www.年賀状.ORG
http://www.門松.JP
http://www.お年玉.NET
http://www.新春.COM

　これらのドメインをご覧下さい。　年中行事の中でも一番お目出度いお正月をテーマにしてドメインを取得しています。　毎年聞く言葉で覚えやすく、しかもお目出度い。　これほど魅力的な言葉がほかにあるでしょうか？
　ただ、この言葉には欠点があります。年末年始にしか使えません。　この言葉をドメインとして使うのは、年賀状配達員募集など、そういう時期に仕事をする人が使うべきでしょう。　この失敗例として、次の二つをご覧下さい。

http://www.大晦日.JP
http://www.元旦.COM

　いくらお目出度いとは言え、日付けを限定してはいけません。　わかりやすくても、それでは想像がつきにくくなります。　たとえ想像がついたとしても、前後の日にしか使えません。　期間限定ＨＰなどには良さそうですが、使い道は限られてしまいます。
　次に挙げるような、さらに限定されたものには、使い道さえありません。　一体どうするつもりなのでしょう。