2004年05月02日

活発さを増す

華麗な花を咲かせた後の実は、人知れず静かに大きくなっていく。

今日は夕方に散歩をした。ここ二〜三日は松の木に注目して歩いていたが、一旦気にすると、いつでも気になって来るようだ。今日もつい松の花を見てしまった。

松の花と同じようなものを、樅の木らしき樹木も付けていた。こちらは松とは違い、枝が分かれている所の下に慎ましくぶら下げている。雨よけの効果があるのであろうか。樅の木の実(松ぼっくりのような形で一回り小さいもの)も、同じ所にあった。

樅の木は葉っぱの生え方も面白い。古い枝の先から真直ぐ枝と葉っぱが生えて行くので、先端部分のみ黄緑色の葉っぱになり、どれだけ枝が伸びたかがよくわかる。

ふと桜の木の枝を見上げると、まだ色付いていないないが、小さな実が実り始めていた。桜の花が咲いていた頃から時は過ぎ、もう実りが始まったようだ。梅の方も見てみると、やはり実っていた。これは中くらいで、もう少ししたら梅干しを漬けられる位の大きさになるだろう。

この他にも色々と春の花が咲いたり若葉が生えたりして、京都御苑の木々や草花は活発な動きを見せている。季節の移ろいが、歳を重ねる毎に速くなって行く…。

Posted by ガスパーチョ at 2004年05月02日 23:59 | トラックバック
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