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2004年03月29日

情報中毒

情報は集め過ぎると邪魔になるだけだ。情報集めは貴方が思うほど重要な事ではない。勿論真実から目を逸らすのは自殺行為だから、最低限の情報は不可欠であるが。情報中毒は、貴方を不安の中に閉じ込めてしまうから注意が必要だ。

貴方にとって重要なのは、どのような態度で人生に向き合うのか、それだけである。

インターネットなどで情報集めに勤しんでいる人がいるが、それだけで一日を過ごす生活は、他人に振り回されているのと同じである。自分の時間を生きているようで、自分の時間を犠牲にしている。何故そんな事になるのであろうか?

情報を集める心理には、「真実を知りたい心」と「危険に備える為の対策をする心」が働いている。どちらも人が生きて行く上では大切なものだが、働き過ぎると心は不安になる。そこには未来に対する不安が働いており、不安が小さいままなら問題ないのだが、しばしば大きくなって行く。不安が大きくなると、次は情報が足りているのかが不安になって来る。そこでより多くの情報を集めはじめる。もっと集めておけば安心だ…そう思う心が落とし穴である。

世の中に不安はつきものだ。危険も想像を超えたところでしばしば発生する。何が起こるかを知るのは神様のみ。情報は溢れるほど存在する。情報に溺れて怖れを誤魔化すより、適切な情報のみを集めて自由な時間を過ごす方が重要である。

情報を集めるなら、自分や家族の命に関わるもの、自分の仕事に必要最小限のもの、自分達の生活に関わる最低限のもの、大まかな社会の動き、自分のライフワーク・信念に関するもの、その程度で充分だ。情報を集めるより、どう分析し、どう活かすかの方が大切である事を忘れてはならない。

貴方がどのような態度で人生を生き、どう人生と向き合うかの方が何より重要なのである。情報はその為にあるのだ。情報を主食にしてはならない。情報は人生のおつまみである。

カテゴリー:心と魂の奥からの声 | 執筆: ガスパーチョ
15:25に公開 | 記事の冒頭へ戻る | トラックバック (0)
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