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2006年01月27日

この世の全てがあなたを映す鏡

あらゆる方向から自分を見つめなさい。その為にこの世界の全てを活用しなさい。世界はその為にあるのですから。全てのもの、存在、生命、人々にあなたの反映があります。この世の全てがあなたの側面の一部を、あなたの為に示しています。あなたの周りで起こる事は全てあなたの為に起こるのです。だから本当は瞑想や修行などしなくても自分を知る事は可能なのです。しかし現代社会においてはその当たり前の事を知る為の教育が為されていません。だから事件や問題が絶えないし、解決方法もわからないのです。この世の全てを観察しなさい。人のふりを見て我がふり直せということわざの通りです。全てを自分の事として受け止めなさい。

尤も、他人の発する悪口などをそのまま受け止めて落ち込めというのではありません。その状況で悪口を発する気持を自分に当てはめて考えてみるのです。悪口は怒りによるものであり、大抵の場合は真実ではなく、真実であってもそれを大きく歪めています。

自分の親や子供、家族、友達、上司や部下、先輩後輩、ありとあらゆる関係の人々の中にあなたを見なさい。あなたの嫌がる事、喜ぶ事、全てあなたが行なう事をある程度反映しています。類は友を呼ぶという言葉の通り、あなたに近い人々があなたの周りにいるからです。周りの人々はあなたが誰であるかを教えてくれる先生でもあるのです。通りすがりの人の、ちょっと気になる行動でさえ、あなたの姿を示すものなのです。

自分を見つめるだけでなく、周りを見つめる事によっても、あなたが見えて来ます。全てを自分の事として受け止め、自分に当てはめて想像してみましょう。それが出来ないから、世の人々はここまで混乱しているのです。まずあなたから観察を始めて下さい。そうすれば世界は少しずつ変わって行くでしょう。

カテゴリー:心と魂の奥からの声 | 執筆: ガスパーチョ
22:23に公開 | 記事の冒頭へ戻る | トラックバック (0)
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