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2006年06月14日

道を歩む意志

分かれ道にやってきた男がいた。
そこに一本の木があった。
男はその木に聞いた。
「どちらの方向にゆけばいいのですか? あちらですか?それともこちら?」
「どちらでもいい、一方の道を進みなさい」

どんな道を歩んだとしても、人生に間違いはないのです。
好きなように生きましょう。

― 山川紘矢

(メールマガジン『紘矢・亜希子の自由気ままに』2006年6月10日号から引用)

これを読んだ時、ハッとしました。私はまだ正誤にこだわっていたのだと。

そうだ。君は間違いを恐れている。確かに世の中は間違った事だらけで、犯罪もひっきりなしに発生している。しかも地球は環境汚染によって悲鳴を上げている。だがそれは結果の一つに過ぎない。成すべき事を行ない成功させるのも大事な事だが、失敗への怖れが行動そのものを恐れる事になっては本末転倒だ。それならば失敗しても行動する人間の方がまだましだ。この世界ではやり直しが効くのだから。

私は世の中の不正や間違いに対して強い警戒感があります。最近は特にそのような不正や悪がはびこっています。そういうものが気になると、ますます失敗や間違いを犯す事に慎重にならざるを得ないです。

君は大事な事を忘れている。不正や悪がはびこる原因は何か。それは心の荒廃だ。あなたは不正や悪を広めたくないと思っているが、それ自体は素晴らしい事だ。しかし、自分の心に怖れや不安がある内は、不正も失敗も悪もなくならないよ。

あなたは間違っても良い。失敗しても良い。ただ、誠実でありなさい。心を愛で満たし、溢れさせなさい。愛を周りに放出しなさい。その事に最大限の努力を捧げなさい。不正を暴く事も大事だが、何よりも基本である心に力を注ぎなさい。世界の混乱の原因は、人の心にあるのだから。だから、失敗しても良い。愛を持って誠実に生きなさい。この、人としての基本をしっかり行ないなさい。それさえ出来れば良いのです。道を選ぶ事よりも、道を歩む意志が重要なのだ。

どんなに不条理な世の中でも、少なくとも自分だけはそうでなければいけないですね。まず自分自身から愛と誠実に生きる人間を作って行かないと。

その通り。事件や不正を追求する事だけが世界を糺す方法ではないよ。自分を棚に上げていては肝心な不正を見逃す事になる。人類の理想社会、地上天国は、心が豊かでなければ実現出来ないよ。あなたの心を耕しなさい。そして荒れ地のような世の中に愛と誠実という種を撒く為に、あなたの心に愛と誠実を育てなさい。

種が豊富にあれば、周りへもより広く撒く事が出来ますね。

だからこそあなたの心が重要だと言っているのだよ。まずあなたが愛と誠実に満ちあふれる豊かな心でいなさい。そうすれば何もしなくても愛と誠実が周りに溢れだし、何の努力もなしに種が撒かれるだろう。愛と誠実の種は強い。多少の雑草には負けない。種を育てなさい。

わかりました。世界や社会が心配でニュースばかり見つめてしまいがちですが、やはり心が一番なのですね。心配より愛と誠実を心に溢れさせましょう。

それこそ一番の解決策だよ。

ありがとうございます。

カテゴリー:神様と語り合う | 執筆: ガスパーチョ
14:12に公開 | 記事の冒頭へ戻る | トラックバック (0)
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