2004年03月04日

甘え方

犬や猫にも心はある。心は生活の環境やスタイルによって変わってくるらしい。

天気は晴。やや雲が多い。風も少しあるようだ。昨日より早くハナコを散歩に連れていったので、ハナコを呼んでも「まだ散歩の時間じゃないはずだけど…?」というような感じで、のそのそと歩いて来た。今日は中距離コースで行く事にした。

今日もカメラを持って出かけた。梅の花も本格的に開花し始めている。観光客があちらこちらで写真を撮影している。子供連れや恋人同士、一人旅や友達連れ、近所の人も撮影している事だろう。勿論ただ単に眺めたり観賞しているだけの人や、通り抜けるだけの人もいる。

写真は、梅の花や、松の木、草の生えた木や掘の中、瓦など、気の向くままに幾つか撮影した。京都御苑の南側にある九条家の庭園跡に現存する九条池で、鳩や鴨・ガチョウなども撮影した。九条池は最近まで結構木が茂っていたはずなのだが、今日見てみたらすっかり刈り取られてさっぱりしてしまっている。明るくなったのは良いが、刈り取られ過ぎてちょっと殺風景にさえ感じる。

途中でお隣の方と出会った。お隣の家族も犬を飼っている。こちらはまだ子供なので、人を見かけたら誰にでも甘えに来る。甘え方にも色々あるようで、うちの犬などはまず、ほふく前進して近付き、甘えたい人の足をなめつつお腹を見せる。しばらく撫でてもらい、態勢を立て直したらおもむろにジャンプして顔をなめる。ほとんど頭突きに近い。一方お隣の犬は、ひたすら抱きつこうとして、手近な所からどこでもペロペロと舐めようとする。その為二足歩行で飼い主を引っ張りながら近付いてくる。どちらにしろ、それはもう必死で、見ていて実に面白い。犬は感情を素直に表現する。

逆に猫の場合は取り澄ます。甘えたい時はさり気なく自分から近付き、隣に座ったり体を登ってみたりする。こっちから近付いても、ほとんど歓迎の意志を見せない。相手のさせるままにするような感じだ。

他の行動からもその取り澄まし具合がわかる。例えば、猫が昆虫か何かを見つけて襲いかかろうと間合いを計っているのを見つけたとする。その時、後ろからこっそり近付き、手をパンと叩くと、猫は大きな音に吃驚する。その後、最初から何事もなかったかのようにすました顔をする。やはり集団で行動するものと単独で行動するものでは心の持ち方から大きく違うのかも知れない。

やはりこういう性格の傾向は、会社員と自営業でも同じような違いが出るのだろうか?ちょっと気になる。

Posted by ガスパーチョ at 2004年03月04日 23:59 | トラックバック
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