ちょっと肌寒い曇り空の今日は、人は少なかったけれども色々な人がいた。
昨日は一日雨だったので、今日散歩に連れて行く時のハナコは大喜びだった。食事前という時間帯も影響しているのだと思う。とにかく飼い主（人間）がこの時間に来るという事は、する事が決まっている。しかもどちらも待ち遠しかった。そりゃあ大喜びになりますわいな。
今日は雨が降らなかったものの、一日中曇り空だった。散歩はいつもより遅い時間だったが、曇り空であまり暗さがわからない。今日は人も少なく、鳥の鳴き声もあまりしなかった。いつもより静けさが感じられた。
モクレンの一種の花は満開になっていた。梅の花は半分ぐらいは散ってしまっている。一方の桃の花はほぼ満開状態だ。桜の花は蕾が膨らみ、次第に綻びつつある。開花の順番は、着実にリレーされているようだ。花の開花はやはり、この世界に対しての何か特別な役割があるのではなかろうか？オリンピックの松明のように、開花させた木から木へと何らかの想いが伝わって行くのではないだろうか？
今日は鳥をほとんど見なかったが、色んな人を見た。散歩をする人、太極拳をする人、大道芸の練習をする人、フリスビーを投げる練習をしている人など。なぜか、今日は２人組になっているのをよく見かけた気がする。ちなみに大道芸の人は、棒をドラムスティックのようなもので叩きながら自在に操る芸の練習をしていた。
この時間帯の散歩は、食事を作る時間が迫っているので、どうしても早く帰らねばと思ったりして、色々考えてしまいがちだ。そこから色々な考えに変化したり、妄想をしてみたりして、心はいつの間にかあっちへ行ったりこっちへ行ったりする。折角の美しい風景も台なしである。
１つの作業や行動を行なう場合には、それだけに集中したいものだが、人の心はなかなかの浮気症。うっかり別の事を考えてしまう。まあ考えても良いのだけれど、ちょっと勿体無いなと思う。それで、この日記で代わりに考えてるつもりなのだが、上手くいっているんだろうか…。
Posted by ガスパーチョ at 2004年03月23日 23:59 | トラックバック