こんな、夢を見た。
山の中を歩いていると,山小屋を見つけた。中には鹿が座っていた。鹿が話しかけてきたので,私は鹿と話をする事にした。 リスがある事件に巻き込まれていた時,鹿にとってリスは家族同前の友達なので,命がけで助けてやった事があると鹿は言った。 そう言えば,鹿とリスは仲がいいと,どこかで聞いた事があるが,ここまで仲がいいとは知らなかった。 しばらく話し込んで,私と鹿は意気投合した。鹿は,仲良くなった印に,私の家族に会いたいと言い出した。私は会わせてやる事にした。鹿が,どこに住んでいるのかと聞いてきたので,私は答えた。すると,鹿の家のすぐ近くらしい。続けて,どこのアパートかと聞いてきたので,アパートの事を言った。 突然,鹿は山小屋を飛び出し,車に飛び乗った。そして,今からお前の家族をさらいに行くと言い,走り去ってしまった。私はまんまと鹿に騙されたのだ。 山道をどんどん登っていく。アパートが見えた。私の家だ。鹿が乗っていた車はない。逃げられてしまったのだ。 私は悔しくて,掲示板に貼ってあったプレートを剥がしていった。鹿に何かをぶつけたくて,仕方がなかった。 近くでポスターを貼っていた初老の男が,どうしたのかと聞いてきた。訳を話すと,男は同情してこう言った。「ほう,そうですか。それはお可哀想に。私にも家族はおりますが,やはり何だかんだ言っても大切なもんです」 私はふと,まだ中に家族がいるかもしれないと思い,自分の部屋へと急いだ。 扉を開けたその瞬間,ドカーンというものすごい音と光が出て,私は吹き飛ばされそうになった。爆弾らしい。爆発がやむと,扉がバタンと閉まった。中から叫び声が聞こえる。妻と娘だ。どうやら無事らしい。 扉を開けて中に入ろうとするが,またもや爆発が起こった。どうもそういう仕掛けらしい。扉が開いて爆発するまでのわずかな瞬間に,跳び込むしかない。 私は意を決して中に跳び込んだ。そして何とか中に入る事に成功した。 私は家族と抱き合って泣いた。 一息ついて、私はふと思った。あの鹿は,私の愛情を試したのかもしれない,と。
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