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2004年10月17日

道とトンネル

精神世界の用語では、よく「善なるものと悪なるもの」という意味で「光と闇」などという言葉を使うようだが、この世の中には、貴方の考えるような「光か闇」「善か悪」などのような二元的な価値など存在しない。この世を歩む人々の目の前にあるのは「道とトンネル」だけだ。

確かに明るくて見晴しの良い道は「良い道」で、電気のない真っ暗なトンネルは「悪い道」だが、それは条件の善し悪しであり、正義も悪も関係ない。人々が「光と闇」を語る場合は大抵、これから進む道について心配するために、そのような話題になるのではないだろうか。だとしたら、それは道を遠目から見て怖がっているに過ぎない。

明るくて見晴しの良い道でも、アスファルトが劣化していたり、アスファルトの下の土が流されて大きな空洞が出来ているかも知れない。暗くて電気がつかない道でも、ヘッドライトをつければ見晴しは良く、障害物もなく対向車もヘッドライトをつけて安全運転しているかも知れない。実際にその場へ進んでみなければ、悪路なのかどうか見分けられないものだ。

光ある道だからこそ、油断してはならない。闇に包まれた道だからと言って、無闇に恐れるものではない。普通の道と同じく、平常心でリラックスし、集中して周りに注意しつつ進んでいきなさい。どんな道でもこつこつとしっかりこなし、着実に歩んでいきなさい。

光や闇に惑わされてはならない。明るい暗いは条件の一つに過ぎず、さほど問題ではない。その場で対処出来るものだから、そこまで気にする必要はない。問題になるのは貴方の態度だ。貴方がどう在るかが、行動の成否を左右する。未来にばかり囚われず、その場の瞬間に集中しなさい。如何にその瞬間に全力で取り組めるかが鍵なのだ。貴方の態度が良い状態ならば、どんな障害も障害ではなくなる。それを忘れるな。

…今回は『Aquariusの泉〜泉のカフェ〜』の記事「仕事のこと」にインスピレーションを受けて書いてみた。「光と闇」という精神世界用語を捉え直してみたものである。

カテゴリー:心と魂の奥からの声 | 執筆: ガスパーチョ
16:01に公開 | 記事の冒頭へ戻る | トラックバック (0)
Comments

はじめまして。トラックバックしていただいてありがとうございます。
私も、光と闇、惑わされずに、日々進んで行きたいと思います。
ありがとうございました。

Posted by: aquarius-i at 2004年10月18日 11:51

aquarius-iさま、ご訪問有り難うございます。
稚拙かつ偉そうな文体で何とも申し訳ありません。

aquarius-iさまのblogは、最近になって見つけ、
読ませていただくようになりましたので、
御訪問していただきまして、まことに光栄です。

今回はaquarius-iさまの文章に影響を受けて書かせていただき
ましたので、トラックバックさせていただきました。
タイトル下部の文章で「極私的忘備録」と銘打っております通り、
心の中の会話をblogにしておりますので、aquarius-iさまに
訪れていただいたのは嬉しいですが、かなり照れくさいです。

私も日々書いて来た事や考えて来た事を忘れずに、
今後も日々精進していきたいと思います。
blogの更新、頑張って下さい。有難うございました。

Posted by: ガスパーチョ at 2004年10月18日 21:47
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