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2005年01月16日

別れを惜しむ事

なぜ、ものがなくなる事や別れが近付く事が残念なのだろうか?時には他愛のないものや嫌な事でさえも、別れが来ると何となく悲しくなる。この事は、人は無条件でその対象を愛しているという証拠でもある。心の底ではどんな人とも仲良くしたいという気持があるのだ。どんな事でも人は受け入れ、愛する事ができる。実際愛している。

受け入れ難い情報に抵抗を感じるから相手を嫌いになるだけで、心の底では本当は仲良くしたいのだ。相手と受け入れ難い情報とは全くイコールという訳ではない。情報と存在は別物だ。相手と情報を同一視して拒絶しなければ、あるいは拒絶感を相手から感じなければ、相手を好むままだ。

つまり、自分が勝手に相手に壁を作っているのだ。原因は自分にある。自分の周りに立ててしまっている壁を崩さない限り、国境は消えない。戦争も消えない。心の壁を崩して素直に相手を受け入れ、好きでいよう。情報は情報で拒絶せず、選択するだけで良い。それが平和の秘けつだ。

人は全てを愛する事ができる。だから別れを惜しむのだ。

カテゴリー:心と魂の奥からの声 | 執筆: ガスパーチョ
00:47に公開 | 記事の冒頭へ戻る | トラックバック (0)
Comments

こんにちは、あけましておめでとうございます。
いつも、読ませていただいています。
ガスパーチヨさんの私的記録ということですが、毎回、とても心に響くものがあります。
今回の記事は、中でも特別深く響くものがありました。
とても仲のいい人に、それとなく否定されたとき、だからといって嫌いにはなれず、ではどうして否定されたのか、よく考えたとき、とても大切なことに気づくことができました。
否定されて嫌な思いをするとき、相手をこころから大好きなまま、その嫌な思いを消化しようとするとき、大きな学びができたこと、大切な経験でした。
その大切さを、もう一度改めて感じる記事でした。
ありがとうございました。

Posted by: surf-cyu at 2005年01月16日 09:34

surf-cyuさん、明けまして御目出度うございます。そしてコメント有難うございます。
私自身忘れっぽい(あるいは勉強嫌いな)所があるのでこうして書いているのですが、心に響いているというお言葉、大変嬉しいです。

一見辛いものや嫌なものの中にも幸福の種はありますよね。辛いものや嫌なもののようで、体験してみると実は素晴らしいものだったりもします。先入観に囚われず、surf-cyuさんのように私もどんどん学んでいこうと思います。

Posted by: ガスパーチョ at 2005年01月16日 15:00
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