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2005年06月04日

仕事の意味

仕事は何の為にするものか、世の人々はかなり思い違いをしている。貴方も例外ではない。仕事はお金儲けの為だけにするのではない。ましてお金儲けを第一の目的とするのは勘違いも甚だしい。それは本来の目的を見失っているだけだ。本当の目的はそんなものではなかったはずだ。

お金も労働も、元を糺せば人と人とが命を繋ぐ為に助け合うという行為から発生している。それを忘れてはならない。労働もお金も助け合う為の道具に過ぎない。独立だの成功だのというものはあくまで仕事の本質ではない。

企業にとって、売り上げの増加は確かに重要だ。しかしその為に他の価値を捨て去って、収益ばかりを気にしているような人間ばかりの社会が、果たして良い方向に進むと貴方には思えるだろうか?大人がお金儲けにばかり邁進している内に、このような社会が出来上がってしまったのだ。拝金主義に陥っていないかもう一度社会や自分を見つめ直してはいかがだろうか。

仕事が見つからない・見つけられないのは、仕事に対して自己実現や成功ばかりを見ているからではないか?あるいは単にお金儲けをするだけである上に、その為に他人の言うままに従うのは許せないと思っているからではないだろうか?貴方の仕事に関する考え方も、改めて見つめ直してはどうだろうか。社会がそのような仕事観だとしても、貴方までその価値観に従う必要はない。

人は助け合いの生き物である。仕事が見つからないならば、自分にできる何かを始めよう。まず家族を助けよう。近所の人々を助けよう。ほんの些細な事からで良い。そうすれば道は少しずつ開けていく。仕事とは人助け・お手伝いが基本である事を忘れずにいよう。

緊急にお金が必要で焦っていても、心配はいらない。貴方の仕事が心を込めたお手伝い・人助けであるならば、その恩は必ず報われるのだから。助けた分だけ助けられるものだ。

今回の内容は、メルマガ『霊性の人々100の智恵』の12号(2005/06/03)の内容を元に、改めて自分の言葉で綴ったものです。発行者である吉備のこづかいさんは、このような人生をまさに実践しておられます。こづかいさんのblog『吉備の国から_Artist of life』でも、「もうすぐ吉備の国まる2年」という記事に記されています。

私も仕事の意味をこのように考えていた事があるはずなのですが、うっかり忘れてしまっていました。このメルマガの内容を見て、改めて自分の思い込みに気づきました。

ニートやフリーターと呼ばれる人々も、仕事に関する先入観や世間一般の価値観に拒否反応を示し、仕事そのものに魅力を感じられなくなっているから仕事が選べずにいるのではないでしょうか。仕事をする事が悪いのではなく、仕事に対する思い込みを捨て、本来の仕事の意味をしっかり自分の中で信念として持ち、仕事を行なうのであれば、今まで見えていなかった素晴らしい仕事が目の前に浮かび上がるかも知れません。

何も、世間の価値観をそのまま受け入れる必要はないのです。我々自身がしっかりと理想を抱き、人助け・お手伝い(=仕事)を心を込めて行なえば、少しずつ社会に良い影響を与えていく事となるでしょう。

カテゴリー:心と魂の奥からの声 | 執筆: ガスパーチョ
22:59に公開 | 記事の冒頭へ戻る | トラックバック (0)
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