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2006年01月19日

挨拶の効能

挨拶とは感謝の表れである。感謝とは相手やその行ないを認める事である。特に「よろしくお願いします」などの物事を始める前にする挨拶は、その効能を最大限に利用した生活の知恵と言えよう。相手との関係を築くにあたり、あらかじめ相手の協力に感謝し、物事をより円滑に進めようという意図から発展したものである。

あなたは飲食店でメニューが出される度に会釈をした。会釈をする度に店員の愛想が良くなった事に気付いただろう。誰でも挨拶されれば気分が良くなるものだ。最初に述べたように相手を認める事になるからだ。他の客を見れば、誰もがサービスを受ける事を当たり前のように、無反応であったのも原因ではあったが…。

ここに人類の求めるものが表われている。

人類は全てのものとのつながりを実感する為に生きているのだ。認められて喜ぶのは、自分も相手に共感してもらえるからだ。共感するとは、相手を自分と同じ共通する存在だと感じる事だ。郷土愛、家族愛、仲間意識などというものも、ここから派生したものである。

挨拶は社会の暖かさのバロメータとしても見る事ができる。人々が多くの挨拶をしている程、その社会は暖かいと見て良いだろう。横並びから外れる事を恐れて極端に意識的に行なわれる場合もなくはないが、そのような例外を除いて、大まかに見る場合には訳に立つ目安となるだろう。あなたの住む社会はどうだろうか?

もし今の社会の冷たさに不満ならば、あなた方が意識的に挨拶をよく行なって行けば良い。そうすれば、おのずと社会の暖かさが増して行くだろう。挨拶は人類の求める根本的な意識に働きかけるから、その影響力は強力なのだ。世の中を改善したければ、まず挨拶から始めなさい。積極的に感謝の言葉を口に出して、相手に挨拶しなさい。悪ぶる必要はどこにもない。まずあなたから素直になりなさい。そうしてどんどん挨拶しなさい。

カテゴリー:心と魂の奥からの声 | 執筆: ガスパーチョ
23:37に公開 | 記事の冒頭へ戻る | トラックバック (0)
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