神様と私

ストレス社会の原因はあなたの揺れである

この世はあなた達が自覚する以上にストレスが多く、常に精神的負担に晒されている。あなた達の社会とそれに対する信念がそうさせている。この傾向は近年ますます強まって、あからさまになって来ている。このような社会状況になったのは、あなた方の信念を観察しやすくする為だ。果たしてこのような社会のあり方を続けて良いのかどうか、しっかり考えてみてはいかがだろうか。

また、社会のあり方はそのまま家族・個人のあり方につながっている。社会はあなたの鏡だ。あなたは絶えずあなたを無意識的に傷つけ、疲れさせているのだ。労(いたわ)る心が軽視されて来たが故に、“癒し系”ブームが来ている。まず、あなたの心から労りなさい。あなたを愛しなさい。愛を素直に受け入れなさい。甘やかさずも無理をせず、自分を助けなさい。あなたの気付いてない疲れ・傷に気付き、少しずつ回復して行きなさい。

そうすれば、身の回りのきしみや障害へも少しずつ回復の鍵が見つかり、改善されて行く。そうやって少しずつ、世界は癒されて行くのだ。社会の競争の激流ばかりが目立つが、そんなものはあなたの精神の主たる機能ではないのと同じく、社会においてもほんの一部の小さな機能に過ぎない。競争ばかりが注目されているのは、あなた方が自分を見ず、外の遠いものばかり見ているからだ。そうやって自分の軸を失い、自分が揺れる。だから社会も揺れる。

周りの揺れにとらわれている場合ではない。あなたがあなたである事が大事なのだ。人間はこの世界を支える柱である。この柱が揺れているから世界は混乱している。その揺れの波長に同調する限り、世界は変わらない。あなたから変わりなさい。揺れない柱となりなさい。柱を修繕し、しっかりと支えられるようになる為にも、自分を見つめ、助けなさい。