私のblogにご訪問有難うございます。まず「このblogについて」 をお読みになってからご覧下さい。
あらゆる結果を受け入れる事、想定外の出来事をも自分の望んだものの結果の一つと覚悟して受け入れる事、これができる人間が、本当の意味での大人です。自分の望んでいない事、自分の預かり知れない事をも自分の事として受け入れ、対処するのが大人です。文句を言い、拒絶したところで事態は何の変化もしません（議論で反対・反論はいけないという事ではありません。感情的な面の話です）。冷静にどうすれば改善するか判断すれば良いのです。
例えば自分の手で風船を割らなければいけない時に、傷みを避けて拒否するのではなく、傷みが僅かであり、怪我もしない事を冷静に理解し、傷みを受け入れるのと似ています（この傷みは小泉首相が主張する改革の傷みとは全く無関係ですのであしからず）。自分の望みに至る過程には、時に望まないものも現れるが、それを受け入れてこそ望みを叶えられるのです。
人生もまた同じで、人生を全うするには人生に起こるあらゆる状況を受け入れなければなりません。エゴが望もうと嫌おうと、人生の為に必要なステップ、必要な通過点が並んでいるだけです。苦しくても、心地よくても、どちらも人生を導く大切な要素なのです。それを理解しているのが、本当の大人です。
受け入れなければ手放せない、手放さなければ新しいものが入ってこない・・・。
たぶん私を含んだ多くの人は、抵抗したまま「手放さなければならない状況」になってやっと苦しみながら手放し、新しいものの出現した時やっと気づく・・あの時手放していなかったらこの新しいものは出現しなかったと。
ややこしいからシンプルに何でも受け入れればすむものを。
大人にならねば・・。
私も抵抗したり溜め込んだりと大変です。
目の前の傷みや快楽の向こうにある広い世界を見通す努力が大事なんでしょうね。
そういう事ができる人間が増えれば世界も大きく変わるのでしょう。