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2006年03月01日

人生は行動よりも態度

人生の停滞と進展・充実度について考える時、あなたは行動が伴うかどうかを基準に考えてしまうようだが、それはあまり正確な理解ではない。人生を進展させるには、必ずしも行動を伴う必要はない。人生をいかに体験するかが鍵なのだ。あなたが体を動かせない状態で言葉も喋れなければ、人生を進展出来ない訳ではなかろう。行動しようがしまいが、それは大した問題ではない。あなたがその状況をどう体験し、どう味わうかにかかっている。つまりあなたの状況に対する態度が重要なのである。

幾ら行動しようが、無関心で嫌々ながら生きていては、ほとんど何も進展しない。それはあなたが変化する気がなく、結果を消費するだけの存在に留まっているからだ。周囲にほとんど変化がなくても、あなたが自由に変化して、積極的に向き合うならば、そこから新たな発見や発明は限り無く発生する。その状態はあなたがこの世界における原因である事を示している。

あなたは変化する存在だ。世界の全ても変化する。実際には停滞など存在しない。だから動かずとも、人生は進展し得る。確かに行動はあなたの積極性を計る基準になり易いが、この基準だけが絶対なのではない。例えあなたが道端の小石でも、存在する事に積極的ならば、下手に動いてばかりの人間よりも充実した一生になるかも知れない。あなたが何を成し遂げるかが問題なのではない。どのような態度で体験するかが問題なのだ。

カテゴリー:心と魂の奥からの声 | 執筆: ガスパーチョ
23:59に公開 | 記事の冒頭へ戻る | トラックバック (0)
Comments

この世での大方の評価は「何を成し遂げたか」でありますが、大きな間違いかもしれませんね。
ガスパーチョさんのおっしゃる、「思考回路の暴走・不具合」が毎日登場するので、ひとつ掛け声を増やします。
「行動より態度!」

Posted by: chitochito at 2006年03月04日 20:47

結果と言っても長期的結果と短期的結果がありますし、それまで求められていた成功が一気に失敗を意味する事に変化する場合もあります。ですから評価される事が即成功であるとは限りません。勿論何かを成し遂げる事は素晴らしい事ですが、成し遂げるに際して重要なのがその時の姿勢・態度です。精神の持ちようが重要なのですが、19世紀から20世紀前半の大日本帝国は精神の持ちよう=精神論ばかりが話題になり、それが何でも解決すると言う盲信を生み、現実との折り合いを怠った結果、大きな失敗を犯しました。そういう意味では注意が必要ですね。現実世界も精神世界も地続きで、国境は存在しないのですから。

Posted by: ガスパーチョ at 2006年03月07日 23:19
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