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2006年05月30日

怒りに飲み込まれるな

世の中にはとても大きな沢山の矛盾がある。正義の心からそれを指摘するのは素晴らしい事だ。しかし批判・非難になってはいけない。相手はあなたであり、世界は巨大な演劇空間だ。世界は一つであり、あなたと世界は一体だ。批判・非難とは攻撃である。攻撃は相手の否定に過ぎない。自分と世界を切り離す思考に繋がり、ストレスが生じ、心に苦痛を呼び寄せる。

例え酷い政治や事件があっても、その事象に惑わされてはならない。そこで怒りに飲み込まれるのは苦しみの夢に自ら飛び込む事に過ぎない。それでは正確に事態を把握し、修正する事は難しくなる。さらには自分自身をも重いストレスの中に晒す事になり、心が乱れ、理性を保つ事が難しくなる。

例え事態が進まなくてさらに悪化しているように感じても、怒りに身を任せてはならない。怒りに心は煽られ、理性は深い霧に飲み込まれ、あなたは暗黒面に飲み込まれてしまうだろう。そうなればあなたは怒りをエネルギーにして、暴走を始める。その最悪の姿がヒトラーである。怒りは攻撃であり、破壊である。そこからは正義は生まれない。死が待つだけである。だから情報に飲み込まれない程度の距離感は確保しておきなさい。

カテゴリー:心と魂の奥からの声 | 執筆: ガスパーチョ
23:58に公開 | 記事の冒頭へ戻る | トラックバック (0)
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