2005年03月の記事一覧

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2005年03月28日

夢は育てるもの

夢を追い求めてはいけない。夢の種は元々貴方の中にあるのだから探す必要はない。夢は育てれば良い。磨けば良い。貴方の中には全てがつまっている。ただ夢の部分に焦点を当てるだけで良い。追い求めるから本来の自分から離れてしまい、スランプに陥る。

追い求めるという事は、自分の可能性が外側にあると考えるのと同じだ。つまり、今の自分には夢の元となる要素がないと認めた事になる。追い求めれば追い求める程夢は離れていってしまう。貴方は貴方でなくなろうとしているのだ。貴方は貴方でなければいられない。貴方は貴方であり、それ以上でも以下でもないのだから。夢の要素や、夢に必要なものは、貴方の中に最初から備わっているという事を忘れないように。

貴方の本質を表わすものだからこそ、貴方はその夢を選んだ。他人になる為に選んだのではない。だから、求めてはならない。目指してはならない。貴方は貴方のままで良い。貴方は夢の存在になるのではない。貴方の夢=本来の貴方の性質が明らかになっていくのだ。…それが夢がかなうという事だ。

Posted by ガスパーチョ at 16:25 | Comments (0) | TrackBack

2005年03月19日

春分の地球規模の瞑想

明日の春分の日に全世界で一斉に瞑想が行なわれるそうです。その日行なわれる瞑想には2種類あります。一つは各地域毎に日の出の時間に瞑想する「Solar Wave(ソーラー・ウェーブ)」、もう一つは春分点到達時刻(日本時間21時33分)に行なう「The Golden Water Activation Meditation(黄金の水の活性化瞑想)」です。「Special Equinox Meditation Focus」(英文)というページに詳細が載っています。私が適当に自動日本語翻訳したものをさらに修正したものもありますが、こちらは参考程度にお読み下さい。自分が読む為に訳したので、訳し間違いがあるかも知れません。

こういうお祈り系の瞑想は、集団でやるほど効果的らしいですから、私も参加してみようと思います。もし時間がずれても、一日中やっているようなので、それなりに効果的だと思います。皆さんもどうでしょうか?

Posted by ガスパーチョ at 23:02 | Comments (0) | TrackBack

2005年03月16日

願いを叶える時の禁句

「〜になりたい」「〜ねばならない」は望みを叶えようとしている人にとっては禁句である。どちらも現状では「〜な状態」ではないと認めている事になる。

概念としては過去や未来というものがあるが、人間の心は実際の所、現在しか認識出来ない。過去や未来を考える時にも心はそれを現在に置き換えて想像してしまうのだ。どちらの言葉も結果的に、現状を否定してしまう。「今は〜ではない」と宣言しているようなものだ。

望みを叶えたければ、今すぐ「〜な状態」になろう。そうなった時を想像しよう。そんな状態に感謝し、「〜な状態」らしい行動をとれば良い。「〜な状態」の真似をして、「〜な状態」になりきろう。「〜な状態」は既にあなたの中に存在しているのだ。

Posted by ガスパーチョ at 15:07 | Comments (0) | TrackBack

2005年03月13日

自我との戦い

あなたは自我の激しい抵抗に苦戦しているようだが、一点突破で突き破ろうとしても無駄だ。自我は絶えず活動している。あなたも絶えず心を静かにする事を試みなければ自我に負ける事となる。心を静かにする事を習慣付けてしまえればあとは楽だ。

力んで一気に片付けようとしないで、普段の生活に既に組み込まれているかのように自然に取り組めば、自然に変わっていくものだ。戦うのではなく習慣にするのが、自我の雑音から逃れる為の最高の手段だ。焦らず気楽に心を見つめなさい。まずは現在の状況に気づく事です。

Posted by ガスパーチョ at 18:30 | Comments (0) | TrackBack

2005年03月07日

静けさの中にいる事

今を充分に感じ取る事が、人生を深く味わいつつ効率的に生きる秘けつだ。人は過去に経験した記憶を元に、現在の行動を簡略化して生きている。この時、過去の記憶にどれだけ依存しているかで人の経験は大きく変わる。

今を充分に感じ取る訓練を行なえば、雑念に囚われる事もなく充実した人生を送る事ができる。幸福や健康、犯罪抑止から平和に至るまで、全てこの訓練で得る事ができるだろう。ゆえに、内面においても外面においても観察が重要となる。

人の頭の中では絶えず思考がうごめいている場合が多い。完全に五感を開き、今ある所で全てを感じ取っている人は少ない。大抵は過去や未来の事を頭の中で考え、今ある所のごく一部の感覚しか受け入れていない。

脳が思考や行動の記憶を再生する事によって自動化し、情報処理の手間を省いている為、新しく情報をインプットする事が少ないからだ。何もしない時などは特に、頭の中で思考が洪水のように渦巻く。そんな不快な状況をなくす為、人は何らかの逃避行動をとる。TVやゲームやインターネットなどが格好の逃避場所となっている。

しかしそれでは非常に効率が悪く、進歩も少ない。心が絶えず未来や過去の情報に振り回されているだけで、それでは夢を見ているのと同じ事だ。寝ながら起きているような状態であり、本当の意味では今を生きている事にはならない。現実を生きているようで、実は記憶の中を生きているのだ。

本当の意味で今を生きるならば、今している事や、今置かれている状況・自分の状態に充分に気をつけねばならない。今を充分に生きたいのなら、過去や未来の想像・妄想に気を取られている暇はない。幾ら夢の中で行動しても現実を変えられないのと同じ事だ。

今を生きるならば、今まで自動化していた行動・思考を意識的に行なう事になる。そうなると行動にいちいち無駄な精神力を使うかのように思えるが、逆に有益な結果がもたらされるのである。あるレベルで自動化され、停止していた行動・思考が、毎回情報を更新する事により洗練され、経験を重ねる度に、より的確で効率的かつ美しくなるのだ。毎回新たに情報を入力する為、あらゆる経験が新鮮に感じられたり、新たな側面を発見する事になる。

今を100%生ききる事ができるなら、毎瞬必ず成長し、常に新鮮な世界を感じる事ができる。天才や徳の高い僧侶などもこのような生き方を心得ている事から、これがいわゆる悟りの境地ではないかと思われる。このような生き方が誰でも出来れば戦争も犯罪もほとんど起こらないだろう。

このような生き方には、思考パターンの観察や集中力の育成などが必要であり、それには座禅や瞑想が有効である。そのような訓練をしてこそ、今この瞬間を充分に感じ取る事(=初心になる事)が可能になる。例えば、あるネイティヴ・アメリカンの部族は次のように子供を教育していたという。

「子供の訓練は、じっと座っていなさい、そしてそれを楽しんでごらん、という教えから、はじめられるものである。子供たちは、嗅覚を敏感にして、なにも見るものがないところになにかを見たり、まったくの静寂のなかに、じっとなにかを聞き取ったりするように、と教えられた。じっと座っていることのできない子供は、ちゃんと成長していない子供だ」  ルーサー・スタンディング・ベア(アメリカ・インディアンの首長) [『神を待ちのぞむ』の「じっと聴いてごらん、そしてそれを楽しんでごらん」より引用]

心を静に保ち、今を感じる事が出来ない現代文明人の多くは、彼の言う子供に当てはまる。静かに出来ず雑念という夢の中を彷徨っている(夢遊病状態)から混乱が起こる。現代文明人に今一番必要なのが内面も外面も観察する能力であり、今こそインディアンの首長が語る訓練のようなものが必要なのである。

TVやラジオを消し、ゲームやインターネット閲覧を止め、ヘッドホンを外そう。悩みや妄想を一旦止めよう。心を静かにしてみよう。眼を開き、耳を澄まし、臭いを嗅ぎ、触ったり味わったりしてみよう。自分が何を感じているか観察しよう。何を思っているかを観察しよう。何か見逃していないかを考えてみよう。今をとことん味わいつくし、世界と自分を充分に感じ、認識しよう。そうして少しずつ、目を醒ましていこう。

Posted by ガスパーチョ at 01:08 | Comments (0) | TrackBack