2004年12月の記事一覧

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2004年12月29日

人間の創造力

貴方が意識しようがしまいが、人間は常に世界の創造を続け、さらに世界の変更を続ける存在だ。貴方の身から出るオーラや気というものは、創造のパワーがより物質に近付いた姿だ。この世のあらゆるものはそのようなオーラを放出している。人間のオーラが見えるのは、そのパワーの放出量が凄まじいからだ。人間は、宇宙の創造エネルギーの優れた変電所でもあるのだ。

それらが宇宙全体に放射され、宇宙のあらゆる現実、物体、生命を創造し続けている。祈りや願掛けをせずとも、起きていようが寝ていようが、生命は創造を続けるのだ。ちなみに精霊や神々は、それらの補助や安定化、調整などを行なっている。

映画『ダークシティ』の主人公が想像力で街を作り直すように、実際にそう出来る程の力があなた方人間には備わっている。そして様々な意識レベルでそのような力を発揮している。貴方が意識しようがしまいが、人間は常に世界の創造を続け、さらに世界の変更を続ける。だからこそ、貴方の態度が問題になる。

無意識的でも意識的でも、貴方は創造を続けている。意識しなくても創造されるのだから、貴方の基本的姿勢=存在の仕方が大事なのだ。存在の仕方に注意を払う事、それが物事の原因として生きる生き方だ。

例えば、悲観的で混乱した心のまま生きていれば、貴方の創造するものにその状態が影響を受けて反映され、悲観せざるを得ないような混乱した状況が生まれやすくなる。それだけ行動に不利な状況が生まれやすいという事だ。逆に、安らかな心で前向きに生きればおのずとそのような状況が発生しやすくなる。

思考・行動も重要な要素だが、最も基本となるのは、貴方がどのような存在でいるか、どのような態度でいるかである。だから心を整理し、理解する事が重要なのだ。

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2004年12月27日

祈りや願いごとの前提

祈りや願いごとの前提として、自分からすすんで行動し、出来る限りの努力をする事が基本だ。自分が何もしないで問題をクリアしようと思っても、状況を整えようがない。全ての存在は自由意志で動いているというこの世の大前提があるからだ。楽をしようと思ってもある程度までだ。

そもそも、とにかく楽をしようなどという気持では、良好な集中力を引き出せず、維持も出来ない。注意力が散漫になり、ケアレス・ミスや失敗が発生しやすくなる。そう考えている時点で本気が出ず、逃げ腰の心があるのだ。そんな心がある時は静かな時間を作り、自分の心と向き合おう。逃げ腰の心から話を聞いて、その心配を検証してあげよう。そして、どうせやるからにはとことん楽しんでやる、そんな気持で行動出来るように心を整えよう。

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予祝の祈りは歴史を変え得る

願いを叶える為には、あらかじめ結果が出た事を想像して感謝の祈りを捧げる事(予祝)が有効である事を貴方は知識として知っている。言葉や思考には力があり、それが世界に影響を与えるというからくりで願いは叶えられるのだが、あらかじめ感謝するという事にはもう一つの効果・意味がある。それは貴方自身を応援し、周囲の状況を整えて補助するというものだ。

予祝の祈りは歴史を変革する程パワフルである事を覚えておこう。

『ハリーポッターとアズカバンの囚人』では、主人公達が時間を超越して、殺されるはずの命を救う場面がある。彼らはあらかじめ事の成りゆきを知っていて、自分達の求める結果を作り出す為に過去へと戻り、過去の自分に出来なかった事を行なったり手助けしたりして状況を導いていく。

予祝の祈りをする事で、結果が既にもたらされたものと信じ切って感謝を捧げるので、結果に至るありとあらゆる自分自身の行動が想像出来る。その想像によって、自分の行動のあちこちにパワーが送られる事になる。行動の予習や強化に繋がる。

またそれは、自分の行動だけでなく周りの状況をも想像する事になる。大抵の場合、順調で有意義な環境となる状況を想像するだろう。それにより、物事が順調に進む為のパワーを送る事となり、好都合な状況が出現しやすくなる。ここが、予祝の祈りとハリーの時間旅行が似ているところだ。

自分の行動だけでなく周囲の状況をも好転させうるパワーを持つが故に、予祝の祈りが有効なのだ。この祈り方には、時間旅行をするに匹敵する程の力があるのだ。予祝の祈りは、まさに歴史を変革する程の強力なパワーを持ち得る祈りである。

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2004年12月26日

いちいち挫けるな

貴方がなかなか思ったように過去からの習慣を克服出来ないからといって、いちいち挫けていても疲れるだけである。過去からの習慣はそう簡単に直るものではない。焦りは禁物だ。時間をかけて少しずつ直せばよい。

いちいち挫ける事の無意味さを知りなさい。こんな事も出来ないのかと、貴方は自分のふがいなさを罰する。しかし習慣に善悪などない。貴方は今の習慣が目的に沿わないから、新しい習慣を習得し直すのである。習慣を直すのは、自転車を補助輪なしで乗れるようにする訓練と同じ事だ。貴方は自転車の補助輪が取れないと悪い子だと親に怒られた事でもあるのか?

いちいち挫ける事を克服する事もまた、習慣を直すのと同様に重要な事だ。いちいち根拠のない善悪で自分を罰している事を知る事も、貴方が貴方の人生を歩む為には重要な事だ。だからこそなかなか過去の習慣が克服出来ないようになっている。ゆっくり進む事で貴方が心を観察しやすいようにしてあるのだ。何と便利なシステムであろうか!

そうして心を観察し、理解していくに連れ、心の変化はスムーズになっていくだろう。貴方が自分で観察・理解しやすいようにペース配分されているので、速い・遅いなどの心配はいらない。重要なのは、いかに正確に心の動きを把握するかである。ペースは気にするな。

善悪という価値基準に囚われ過ぎるな。適切かどうかで判断するよう心掛けよ。但し善悪というものも突き詰めれば、多数の人が住む社会における個人の行動が適切かどうかを判断する基準の一つである。また、そこに附随する「罰する」という行為は、行動をより適切に修正させる為の方便の一つに過ぎない。それが最善の解決策という訳では全くない。

失敗は悪い事だという考え方と、悪い事をすれば罰するという単純化された習慣が、貴方の心に根付いている事を覚えておこう。その考え方と習慣が、貴方を苦しめ、挫けさせている原因の一つだ。無意識に自分を罰してしまう癖を観察し、いちいち挫ける必要がない事を知ろう。そんな考え方と習慣がある事を思い出し、例え挫けてたとしても何度でも立ち上がろう。

Posted by ガスパーチョ at 00:19 | Comments (0) | TrackBack

2004年12月15日

それは貴方のせい

自分がこんな駄目な生き方しか出来ないのは、そんな教育しか受けられなかったからだと貴方は言う。駄目な状況にいるのは自分のせいではない、これでも一所懸命やっているのだ、その結果だから仕方がない、と貴方は言う。そう言っている内は、まだまだ余力がある。真剣に取り組む人はそういう事を言わない。そう考える暇がないからだ。

そもそもそんな状況なのは、全て貴方のせいだ。

貴方が駄目な生き方をしていたり駄目な状況にいるのは、貴方が生まれる前にそうする事を望んだからだ。そしてそのような難しい状況を克服してみせると宣言したからだ。残念ながら貴方が好き好んで選んだ事だ。全ては貴方のせいなのだよ。

この事を別の視点で考えると、貴方は貴方の実力を想定した上で計画を立て、生まれて来ている事になる。つまり貴方の人生におけるどんな苦難も必ず乗り越えられるという事だ。ならばためらう必要はない。怖がる必要もない。心配性の想念など放っておけ。

頭ではわかっているが、その頭で怖がってもいる。頭が駄目なら身体で考えよ。しばらく頭を休ませて、身体を働かせればよい。貴方は頭だけの存在ではなかろう。頭の言う事を気にせず、あらかじめ決めた予定の行動をとればよろしい。崖を飛び越える程危ない状況はそうない。貴方の想念がそう見せているだけだ。恐怖は幻に過ぎない。

さあ、そろそろ真剣に生きてみてはどうかな。貴方はまだまだ実力を出せるはずだ。

Posted by ガスパーチョ at 23:46 | Comments (0) | TrackBack

2004年12月14日

初心での観察

ありふれた生活の中で初心でいる状態を続けるには、よそ見しても出来る事でも動かす手足や対象物や行動を見て、初めて見たもののようにしっかり観察してみる事だ。初心での観察、これが何事においても一番の基本だ。

Posted by ガスパーチョ at 23:09 | Comments (0) | TrackBack

初心の生活

昔、世阿弥が「初心忘るべからず」と書物に記した。道を極めたくばしっかり集中しろとか、最初の志を忘れるなという意味だ。「初心で行動する」とは、習慣となっている行動を何気なく行なうのではなく、改めて初めて行なうかのような気持になって、真剣に行なう事を言う。この状態は、集中を高めるだけでなく、新たな情報を脳や肉体に入れやすくする効果がある。

生活そのものを全て初心で過ごしてみると、非常に面白いと思うのだがいかがだろう。

先日見たテレビ番組(参考)では、『壊れた脳 生存する知』の著者である山田規畝子氏が出演しておられた。その中で彼女は行動の記憶を司る脳の一部を損傷し、高次脳機能障害という後遺症が残った自らの実体験について語っていた。

人間の生活におけるあらゆる行動は、脳に蓄積された経験の記憶を引き出す事によって自動化されている。彼女の場合は脳の損傷により、その記憶が消えてしまった。一部の経験がすっかり消え去り、それに関連する情報との連絡も断たれてしまった。その為一部の行動に関しては赤ちゃんのレベルから経験し直さなくてはならなくなった。彼女は望む・望まないに関係なく、脳の損傷によって初心に戻らざるを得なくなった。

ここで初心で行動する生活と習慣的行動の生活との違いを知る事が出来る。習慣的行動は、ただ過去の情報を引き出すだけで、その行動には何の進歩もない。しかし初心の行動の場合、改めて脳に情報を送り込み、過去の経験との僅かな違いでも情報を逃さず吸収し、情報を更新する事になる。

常に最新情報が届けられるので、応用の幅もそれだけ広がる。また、更新の際に過去の情報を検証する作業も行えるので、より正確さを高める事が出来る。さらに、いつでも何にでも初心でいると、毎日のつまらない繰り返しだと思っていた生活に新鮮さがもたらされる。しかも記憶の書き換えをする癖がつき、新たな事態に対する用意や行動もとりやすくなる。そのうえ初めて対処する事態だという気持により、自然に集中力が高まる。どんなに単純で慣れ親しんだ行動でも、初心で行動する事を続けていれば、応用の効く正確な行動をとりやすくなるという事だ。

もちろん初心にならなければならないと考えて過去の情報をまるっきり無視したり、すっかり忘れ去らないといけないとは言っていない。過去の情報をちょっと脇に置いておけばそれで良いのだ。ゲームで1回クリアした面を、面白かったので改めてやり直そうという時くらいの気持で良い。あるいは吉本新喜劇やドリフのベタなギャグがまた出るぞ、ほら出るぞ、という時の気持。つまり、初心になる場合には、積極的に楽しもうとする事が助けになる。

さあ、毎日を初心で楽しもう。

Posted by ガスパーチョ at 22:35 | Comments (0) | TrackBack

2004年12月07日

時間の取り戻し方

時間そのものには無駄も有効もない。その当時無為に過ごした時間でも、何かを学んでいれば後の人生において必ず役に立つ。どんなに自堕落に過ごしたとしても、そこから学べば非常に素晴らしい宝となり得る。だからこそ、人生はいつでも何度でもやり直せるのだ。

有意義に過ごした時間が過去にあっても、その後の人生で自堕落・無気力に過ごせば台なしだ。あなたが今、どのような決意を持ってこれからの時間を過ごすか、今までの人生を今、どのように活かすかが重要だ。あなたが諦めなければ、時間は取り戻せる。立ち上がって進み続ければ、過去は宝となる。

過去に対する他人の評価がどんなものであれ、今後の人生にはあまり関係ない。今のあなたがどうあるか、過去から何を学ぶか、何を活かすかが重要なのだ。

Posted by ガスパーチョ at 21:29 | Comments (0) | TrackBack

時間の使い方

人間の脳味噌は、絶えず何かを考える。色々余計な事を考えて、悩んでしまうのもそのせいだが、どうやらそれはある程度の忙しさを維持する事によって、ちょうど良い状態になるようだ。

何も仕事がない状態でのんびりするのが天国だと思ったら大間違い。かといって何でもかんでも仕事だらけでは地獄だ。だからある程度の忙しさをキープするか、忙し過ぎるのを抑制して、適度な忙しさにする必要がある。

暇な学生なら、趣味や興味のある事を全部やってみよう。仕事だけでヒーヒー言うビジネスマンならば何とか仕事状況を改善しよう。仕事の見方を変えて好きになるとか、仕事の楽しみを見い出すとか、仕事の合間にこっそりやりたい事をやりはじめるとか、何らかの変化を与えてみよう。

もちろん忙しさの中にも余裕がないと時間に追われるばかり。時には何もしない時がある事も重要だ。コツは何事もとことん楽しみつつ積極的に打って出る事だ。若い人は多趣味であれ。若くない人も多趣味であれ。そして仕事を楽しもう。

Posted by ガスパーチョ at 21:19 | Comments (0) | TrackBack

時間の速度

時間は人の意識に従って変化する。一定のようで一定ではない。しかし物理的には一定に進んでいる。なぜそうなるのか…?時間とは変化の度合を示す目盛りであるからだ。世の中は常に変化している。あなたの生命も一定の速度で変化を続ける。だから一定の速度で時間は進んでいるように見える。しかしあなたの心の変化の度合でも時間の速度は変わる。心の時間が加算・減算され、時間の変化が起こっている。

いつまでも若い人、年齢より老けて見える人がいるのも、心の時間の長さが違うからだ。老け込む人は健康状態や破壊的感情により、寿命を縮めているという事が原因で使える時間が短くなっている事が多い。寿命を縮めないで自然に変化する事で、時間を有効に使う下地が出来る。

時間を有効に使いたければ、無茶な労働や自堕落な生活は謹み、適度な運動と睡眠、ある程度のリズムある生活を維持し、心を柔軟にし、変化を恐れず積極的な行動をすると良いだろう。

Posted by ガスパーチョ at 21:08 | Comments (0) | TrackBack

2004年12月01日

変化に注目する

自分が昨日とどう変わったか、どこを一歩前進出来たのか、そこに注目すると良さそうだ。エネルギーは、注目した所に集まると言われている。マイナスの想念ばかり気にすれば、同じマイナスのものを引き付ける。プラスの考えの人間には、プラスのものが集まる。この法則を上手く使おう。

変化しない事に悩んだり、停滞を嘆いていると、ますます停滞しかねない。変化に注目すれば、より変化が早まる。変化や前進を注目すれば、変化をより助ける状況が発生しやすくなる。自分のちょっとした変化や気にならない程度の進歩でも、注目して喜べば良いかも知れない。

Posted by ガスパーチョ at 21:04 | Comments (2) | TrackBack